Mautic 名古屋コミュニティ発足の1年

Katz Ueno

2016/12/10 15:00

Mautic Nagoya Meetup 主催の1人の Katz です。

Mautic Meetup Nagoya が2016年3月に発足して9ヶ月。この1年の活動を簡単に紹介します。

Mautic のコミュニティが全国に立ち上がり始めた今年、名古屋でも Mautic Meetup Nagoya を仲間を立ち上げ9ヶ月、この1年の活動内容を報告します。

オープンソースとコミュニティを立ち上げる意義

concrete5 等を通じて、コミュニティを築き上げ、コミュニティを立ち上げていくということが重要であることを十分に実感していて、Mautic がオープンソースのマーケティングオートメーションツールとして始まったことを知りました。

私は、元々、雑誌の編集などを行い、いろいろなマーケティング会社と付き合いをしていたこともあり、 concrete5 という強力な CMS ツールに加えて、マーケティングオートメーションツールをオープンソースで扱えるようになったということが分かり、 concrete5 がエンタープライズ CMS をオープンソース化したときと同じくらいのチャンスを感じ、 Mautic に強く関わりたいと思うようになりました。

特にデジタルマーケティングというコミュニケーション自体が重要になってくるというツールを扱っている以上、コミュニティが大切です。

オープンソースのコミュニティは比較的、コミュニティに対して寛容な傾向にありました。

早速、Mautic Meetup Tokyo 発起人の菱川に連絡、Mautic のコミュニティ管理人である Jeff さんとやり取りし、今年の3月に Mautic Meetup Nagoya を立ち上げることになりました。

最初は第0回と称し、株式会社ベクトルの石川さんにお願いし、ベクトルさんの会議室で開催しました。

名古屋のコミュニティの特長

名古屋のコミュニティの特長は、とにかく、マーケティングオートメーション自体を知らない人が多く、マーケティングオートメーションを知ってもらうということから始まっています。

大企業や、アーリーアダプターのごく一部の方のみしか、マーケティングオートメーションを知らない人が多いため、MAの基本を教えるということが多いです。

Mautic Meetup Nagoya のコンセプトは「マーケティングオートメーション初心者による初心者のための勉強会」。東京とか一流企業でバンバン予算を使って高価なマーケティングオートメーションを使い、多いサンプル数をつかって施策するのではなく、初心者が、マーケティングオートメーションの基本を学びながら、一歩づつ勉強しあって行くという勉強会を目指しています。

幸か不幸か、 Mautic 自体も、リリースされてから日が浅いこともあり、機能が限定されていることが、MAを勉強も兼ねて行えることも出来てよかったかもです。