Google Meet に招待されたら〜入り方とトラブルシューティング(2022年版)

moriai
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弊社では、Web会議などでは主にGoogle Meet(Google Hangouts Meet、以後Meet)を利用しています。

お客様から指定の会議ツールがあった場合はその限りではないのですが、普段使い慣れていない会議ツールを使おうとすると戸惑いますよね。

そこで今回は、Meet に招待されたときの参加方法や、スピーカー・マイクの設定方法などを紹介します。

 

目次

 

招待された Meet に参加しよう

Meet の招待メールが相手から送られてきたら、[ミーティングに参加] をクリックしましょう。もちろん、メールでなくても会議URLが送られていれば、そちらのURLから参加してもOKです。

会議コードが送られてきた場合は、https://meet.google.com/ にアクセスして、赤枠の部分に会議コードを入力して [参加] をクリックします。

meet_invite2.png

マイクとカメラの使用を許可しよう

はじめて Meet にアクセスした場合は、こういう画面が表示されます。

meet_invite3.png

 

Chrome の場合は左上に「〜が許可を求めています」という通知が表示されます。そこに「マイクを使用する」「カメラを使用する」が表示されていれば、[許可] をクリックしましょう。

これらを許可しないと、マイクを接続していてもマイクを認識してくれなくなります。

 

参加をリクエストしよう(Google アカウントあり)

Google アカウントを持っている方は、画面右上にある「ログイン」から Google アカウントにログインしてください。ログインが完了したら、画面にある [参加をリクエスト] をクリックしましょう。

「参加をリクエストしています...」という文面に切り替わります。主催者側からリクエストが承認されるのを待ちましょう。承認されると、画面が切り替わって会議に参加することができます。

meet_invite4.png

参加をリクエストしよう(Google アカウントなし)

アカウントを持っていない方は、名前入力欄に名前を入力しましょう。

ここで入力した名前はビデオ会議に表示されるため、適当な名前ではなく分かりやすい名前を設定してください。(会社名+名字、またはフルネームが無難だとは思います)

名前の入力が完了したら、画面にある [参加をリクエスト] をクリックしましょう。

「参加をリクエストしています...」という文面に切り替わります。主催者側からリクエストが承認されるのを待ちましょう。承認されると、画面が切り替わって会議に参加することができます。

 

相手の音声が聞こえない・相手に音声が届かないときに確認すること

マイクとスピーカーの使用を許可していて、画面のマイクもミュートにしていないのに、相手の声が聞こえなかったり自分の声が相手に届かないというときがあります。

その1:マイクとスピーカーの設定を確認しよう

画面右下の縦に3つ点が並んだアイコンをクリックすると、メニューが表示されます。その中から「設定」をクリックします。

meet_setting1.png

 

設定画面が表示されます。

ここで、マイク、スピーカーが想定している機器を選択している状態になっているか確認しましょう。デュアルディスプレイなどで作業していたりすると、たまにそちらが選択されていることがあります。

正しい機器が選択されている場合は、ここで実際にマイクに向かって喋ってみてください。マイクのマーク右側にある三点リーダーのようなものが反応すれば、マイクはOKです。

スピーカーは「テスト」をクリックして、テスト音が聞こえてくればOKです。

meet_setting2.png

正しい機器を設定しているのにマイクやスピーカーが反応しない、聞こえないという場合は、PC自体の設定を見直してみましょう。

 

Macの場合

システム環境設定のサウンドから確認します。

pc_sound1.png

音が聞こえない場合はスピーカー(出力)を確認しましょう。「出力」タブを選択します。

pc_sound2.png

主音量が極端に左側に寄っていたり、消音チェックボックスにチェックが入っていないか確認してください。消音チェックボックスにチェックが入っていた場合はチェックを消して、主音量を調整しましょう。

また「サウンドを出力する装置」が目的の機器が表示されているか確認してください。上記画像は、PCにイヤホン(ヘッドフォン)を差してるのと、別のディスプレイを繋いでいるため装置が3種類表示されています。

 

相手に音が届かない場合はマイク(入力)を確認しましょう。「入力」タブを選択します。

pc_sound3.png

入力音量が極端に左に寄っていないか確認してください。

入力レベルは、マイクが音を拾うと右側に伸びます。喋ってみても入力レベルに反応がない場合は、マイクがちゃんと接続できていないか、マイク側でスイッチが切られている可能性があります。確認してみてください。

(弊社でもマイク側のスイッチを切っているのを忘れて「あれ?マイクが反応しない」となることが稀にあります)

 

Windows の場合

Windows も確認することは同じです。PC側のスピーカー出力、マイク入力の設定を確認します。(ここではWindows 10 の画面での解説です)

Windowsのスタートメニューから、設定を開いて「システム」を選びます。

pc_sound_win1.png

左メニューからサウンドを選びます。

すると、サウンドの出力と入力の設定画面が表示されます。選択されているスピーカーやマイクが正しいものになっているか、音量がそれぞれ適切になっているか確認してください。

pc_sound_win2.png

※ Windows はメインPCではないため、詳細な調整については申し訳ありませんが詳細はこちらの Microsoft 公式ヘルプをご確認ください…。

 

稀に、Windows が搭載されているPCでマイク出力、スピーカー出力端子が分かれている場合があります。

その場合は、きちんとマイクはマイク入力端子、スピーカーはスピーカー出力端子に機器が接続されているか確認してください。

 

その2:コンパニオンモードで参加していないか確認しよう(追記)

この記事を執筆した当時はなかった新機能です。
Meetで画面共有だけ参加したいときに使用する機能で音声の送受信が強制的にOFFの状態での参加になります。
たとえば、メンバーが同じ部屋にいる中で画面共有だけしたいときや、サブ端末の画面を共有したいときなど音声が不要な場合に使う機能です。

会議に参加するときの画面にある[画面を共有する] ボタンと [コンパニオンモードを使用] というリンクがあります。この2ついずれかをクリックして参加してしまうと、音声の送受信ができない状態で参加する形になります。
(音声参加しつつ画面を共有したいから、はじめから [画面を共有する] をクリックして参加したところコンパニオンモードになって「えっ、聞こえない。あれ?」となります)

meet_companion.png

特に画面共有だけしたくて、音声はいらないというケース以外は [今すぐ参加] または [参加をリクエスト] をクリックしてください。
音声参加しつつ、画面共有もしたい場合は先に [今すぐ参加] [参加をリクエスト] をクリックし、参加した上で画面共有します。

間違ってコンパニオンモードで参加してしまった場合はいったんミーティングから退出し、再参加してください。

 

画面を共有する方法

会議中、資料や実際の画面を参加者に見せながら喋ることってありますよね。そのときは、次の手順で画面を共有することができます。

画面右下にある「画面を共有」をクリックします。すると、メニューが表示されますので、目的に応じて共有方法を選択しましょう。

meet_share1.png

共有方法の詳細は以下のとおりです。

あなたの全画面 タスクバーなども含めた、PCの全画面を共有します。
別のウィンドウを開いたり、Finder(エクスプローラー)を開いたりといった操作も映ります。
ウィンドウ 指定したウィンドウ(ブラウザ、Excel、PowerPointなど)のみを共有します。タスクバー、Finder(エクスプローラー)など余計な部分を見せたくないときはこちらを利用しましょう。
Chrome タブ ブラウザが Chrome のときだけ表示されます。
指定したタブだけを共有します。

下図は「ウィンドウ」を指定したときの画面です。

共有したい画面を選んで、右下の [共有] をクリックします。

meet_share2.png

画面が共有されると、Meetの画面は下図のような表示になります。

meet_share3.png

 

画面共有を辞めたい場合は、上の [固定表示を停止] をクリックするか、下図の固定表示されている画面側の下の方に表示されている [共有を停止] をクリックします。

meet_share4.png

 

これで画面共有を停止できます。

 

ツールバーが消えたら

たまに、この画面下部にある赤枠のツールバーが消えるときがあります。マイクをミュートにして長い間発言していなかったりしたときなど、消えてしまうようです。

meet_toolbar.png

そんなときは、画面下部にマウスカーソルを持ってくるとひょっこり出てきます。

 

最後に

かんたんにですが、Meetの使い方は以上です。Meetの使い方でこのブログが役に立てば幸いです。