Concrete CMS 9.5.7 がリリースされました

菱川拓郎
菱川拓郎

Concrete CMS(旧称 concrete5)の新しいバージョン「9.5.7」がリリースされました。

今回のリリースでは、9.5.5へのアップデートがMySQL 8環境で失敗する問題や、ページバージョン・グローバルエリアのカスタムスタイルに関する問題など、多数のバグが修正されています。

9.5.7の主な改善点

  • カレンダーのEventServiceに、不足していたいくつかの主要なイベントが追加されました
  • コンテンツのインポート形式(Content Import Format)から読み込むインラインデザインが、サニタイズされるようになりました
  • APIドキュメントのコンソールで、ブラウザーが認証情報の入力を求めないようになりました

9.5.7の主なバグフィクス

  • MySQL 8環境で、9.5.5へのアップデート時にマイグレーション(20260914000000)が失敗する問題を修正
  • ページタイプに2つ目のブロックを追加できない問題を修正
  • ソーシャルリンクに、メールアドレスや電話番号を追加できない問題を修正
  • ページバージョンごとのカスタムスタイルが、別のバージョンと混在してしまう問題を修正
  • グローバルエリアのカスタムスタイルに関する問題を修正
  • ダッシュボードのユーザー詳細ページで、メールアドレスが確認済みのユーザーでも「Email確認済み」が「はい」ではなく「不明」と表示される問題を修正
  • ページを移動した際に、削除できないカノニカル URLが2つ同時に設定されてしまう場合がある問題を修正
  • スタックの翻訳が見つからない問題を修正
  • ComposerによるConcrete CMSのインストールが、セキュリティ監査を無視しない限りできない問題を修正

9.5.7の開発者向けアップデート

  • セキュリティアドバイザリーのチェックが、専用のワークフローで行われるようになり、無視している各アドバイザリーについてその理由が記載されるようになりました
  • sql_modeがstrictの場合と空の場合の両方で、インストールとアップデートのテストが行われるようになりました
  • enshrined/svg-sanitize が1.0に更新されました
  • Composerの依存パッケージが更新されました
  • AIツール向けに、コードコメントを短くし、自動でコミットしないよう指示する設定が追加されました

弊社スタッフも開発に貢献しています

今回のリリースには、弊社スタッフが作成した修正は含まれていませんが、引き続き公式プロジェクトへの貢献を続けています。

Concrete CMSはオープンソースソフトウェアとして、世界中の開発者による継続的な改善によって開発されています。

弊社でも、お客様のWebサイトの開発・保守を通じて発見した問題の報告や修正を積極的に公式プロジェクトへ還元しています。

これらの活動は、アプリケーション保守サービスにご契約いただいている皆様からのご協力で成り立っております。いつもありがとうございます。

バージョンアップ作業の代行をご希望の方は、弊社のアプリケーション保守サポートサービスもご検討ください。