企業・自治体向けAIエージェント構築サービスを開始しました

菱川拓郎
菱川拓郎

CMS・業務システムとの安全な連携を実現

株式会社マカルーデジタル(本社:東京都世田谷区、代表取締役:菱川 拓郎、以下「当社」)は、企業・自治体向けAIエージェント構築サービスの提供を開始しました。

本サービスは、企業や自治体が運用するCMSや業務システムと生成AIを連携し、製品マニュアル、FAQ、会員向けコンテンツ、社内ナレッジ、自治体ホームページなどの情報資産を活用したAIエージェントを構築するサービスです。

AIエージェントと既存システムとの連携の課題を解決

生成AIの活用は、文章作成支援や情報検索に加え、企業や自治体の業務を支援するAIエージェントへと広がりつつあり、製品マニュアルやFAQ、社内規程、業務手順、会員向けコンテンツなど、企業・自治体が保有する情報資産を活用することが求められています。

一方で、こうした情報資産の多くは、現在もCMSや業務システムによって管理されています。認証・権限管理、コンテンツ更新、承認フローなども既存システムが担っており、AIを実際の業務へ適用するには、それらと安全に連携できることが重要な要件となります。

しかし、AIエージェントの導入では、AIモデルやチャットインターフェースの構築に注目が集まる一方、既存システムが持つ認証・権限管理や運用をどのように活用するかについては、個別設計・個別開発となるケースが少なくありません。

CMS専門企業として、安全で持続可能なAI活用を支援

当社は、Concrete CMSを中心としたCMSの構築・運用を長年手掛けてきました。

一般的なコーポレートサイトの構築だけでなく、会員サイト、業務ポータル、ワークフロー、コンテンツ管理など、CMSを情報管理基盤として活用するシステムを数多く構築してきた実績があります。

本サービスでは、その知見を生かし、CMSや業務システムを情報資産の管理基盤として活用しながら、既存の認証・権限管理や運用を維持したままAIエージェントを構築します。

AIのために情報を別管理するのではなく、現在運用しているCMSや業務システムを情報の正本(Single Source of Truth)として活用することで、情報の整合性を維持しながら、低コストなAIエージェント導入を実現します。

CMSとAIの連携方法をフレームワークとしてオープンソースで公開

本サービスの提供にあわせ、当社はAIとCMS・業務システムを安全に連携するための設計フレームワーク「Macareux Atlas Framework(マカルー・アトラス・フレームワーク)」をGitHubで公開いたしました。

github.com/MacareuxDigital/atlas-framework

本フレームワークでは、認証・権限管理・情報検索はCMSや業務システムが担当し、AIは質問の理解と回答生成に専念するという役割分担の方式を提案しています。
また、Concrete CMS向けの連携アドオン「Macareux Atlas Adaptor(マカルー・アトラス・アダプター)」を公開するとともに、AIがCMSを操作するための標準規格「Model Context Protocol(MCP)」に対応したConcrete CMS向けMCPサーバーも公開しています

これらの技術は、当社が運営するConcrete CMSマニュアルサイトをはじめ、先行してご提供しているお客様からのフィードバックを得ながら、常にアップデートを行なっております。

想定される活用例

本サービスでは、CMSや業務システムに蓄積された情報資産を活用し、次のようなAIエージェントを構築できます。

  • 製品マニュアル・FAQを活用した顧客サポートAI
  • 会員向けサイトや顧客ポータルと連携したAIアシスタント
  • 社内規程や業務手順を活用した社内ナレッジAI
  • 自治体ホームページの情報案内AI
  • CMS編集者向けの文章校正、FAQ作成、アクセシビリティ確認などを支援するAI
  • 業務システムと連携した業務支援AIエージェント

企業・自治体の運用に合わせ、既存システムを生かしたAI活用を提案します。

今後の展開

当社は今後も、CMSや業務システムとAIを安全に連携する技術の開発を進めるとともに、Macareux Atlas FrameworkおよびConcrete CMS向けオープンソースソフトウェアの継続的な改善・公開を行ってまいります。

また、CMS専門企業として培ってきた情報設計、コンテンツ管理、認証・権限管理に関する知見を生かし、企業・自治体が保有する情報資産を活用したAIエージェントの普及に取り組んでまいります。

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