コンクリートファイブジャパン 菱川です。
本日は弊社のインフラコンサルティングサービスについてご紹介したいと思います。
concrete5 は直感的な操作でコンテンツが管理でき、複数のチームでコンテンツを運営するウェブサイトに適しています。更新担当者がひとりで、HTML/CSSが書けたり、様々なツールを使いこなすITスキルのある方であれば、concrete5 を導入するまでもないでしょう。特殊なITスキルを持った方でなくても、制限された形通りのブログ記事ではなく、思いのままコンテンツを作れる自由を与える、それが concrete5 の良いところです。
一方、そんな concrete5 は、そこそこ大規模なアプリケーションの部類に入ります。ファイルの数も多く、データベースのテーブル数も多いため、WordPress などシンプルなソフトウェアのインストールに慣れた方は、規模の違いに驚かれることもあるようです。残念ながら、concrete5 の検索結果に「重い」という関連ワードが入るくらいです。
もちろん、CMS を使わずHTMLで更新すれば、格安のレンタルサーバーでも表示は速くなります。便利さとコストはトレードオフの関係にあります。
それなら、concrete5 を快適に運営するには、サーバースペックをどんどん上げていけばいいのか?というと、それではインフラにかかるコストを無駄に増加させる結果になるでしょう。
concrete5 には、標準でキャッシュ機能が組み込まれており、うまく設定することでサーバースペックに頼らず表示速度の向上が可能です。また、ファイルの保存場所を分散することでサーバー負荷を下げることもできます。
こう言ったノウハウをもとに、コストを抑えながら最適な構成をご提案しているのが、弊社のインフラコンサルティングサービスです。
また最近では、concrete5 の会員制サイト構築機能を使いたいというご相談をいただくことが増えています。「アクセス数の多い会員制サイトを concrete5 で運営したい」「社内基盤システムと連携した社内向けポータルサイトを concrete5 で構築したい」と言ったご要望です。
このようにクローズドで、ログインユーザーごとにコンテンツが異なるようなサイトでは、CDN など一般的なメディアサイトで使われるような負荷対策の手段が使えないことがあります。このような特殊な条件で必要になるインフラ構成のご提案から、実際の構築作業まで、弊社でカバーできます。
その他に、「グローバルサイトを concrete5 で運営するための、クラウドを活用した最適な構成を提案してほしい」と言ったご要望にも対応しております。
インフラコンサルティングサービスには、現在 concrete5 の導入をご検討のお客様だけでなく、すでに concrete5 をお使いの企業様や、インフラ面に弱いWeb制作会社様も対象にご相談にのっております。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。