concrete5 CMSの「コメント機能」でできることのまとめ

菱川拓郎
菱川拓郎

現在、一般的なコーポレートサイトではまず使われないマイナーなコメント機能(とか言いつつ、弊社サイトのブログ記事にはconcrete5標準搭載のコメント欄を付けてありますが…)。しかし、会員制サイトでは登場頻度が高い機能でもあります。concrete5で用意されているコメント機能についてまとめました。

どんな機能?

コメント欄はブロックとして用意されているので、どのページにもドラッグ&ドロップで配置することができます。

いわゆるテキストを書いてコメントを投稿できるだけでなく、画像を添付したり、5段階評価を付けたり、既存のコメントに返信できたりといった高機能なものになっています。

コメント欄

コメント欄で行える設定

設定を変更するだけで、様々なスタイルのコメント欄が実現できます。

  • フラット表示か、スレッド表示か?
  • 新着順か、古い順か?
  • コメントで5段階評価を付けられるようにするかどうか?
  • 各コメントの評価を集計して、平均値をページに保存するかどうか?
  • コメントが溜まった際に、ページ送りをつけるかどうか?
  • 各コメントに対して、高評価、低評価をつけることができるかどうか?

コメント欄設定

ファイル添付設定

コメントにファイル添付を許可する場合、添付数やアップロード容量を制限できます。

ファイル添付設定
エディタ設定、通知設定

プレーンテキスト、マークダウン、WYSIWYGエディタから入力方式を選べます。

新着コメントがあった際に通知するメールアドレスを設定できます。

スレッドに対して、ユーザーが通知を受け取ることを許可するかどうかを選べます。

エディタ設定、通知設定

禁止ワード

特定の単語が含まれているコメントをブロックすることができます。

権限設定

コメントに関する権限設定で、下記のようなコントロールが可能です。

  • コメント投稿を許可するかどうか(ログインなしの場合はコメント不可、会員はコメント可能、といった設定も可能)
  • コメント投稿したものを保留にするかどうか(ログインなしの場合は保留、会員は承認、といった設定も可能)
  • ファイル添付を許可するかどうか(ログインなしの場合は添付不可、会員は添付可能、といった設定も可能)

コメント管理

投稿された個別のコメントの承認を取り消しサイトから非表示にしたり、スパムフラグを立てたりすることができます。スパムフラグを立てた時の挙動は、concrete5にアドオンとしてインストールされているアンチスパムライブラリに依存します。代表的なアンチスパムライブラリには、Akismetなどがあります。

コメント一覧