Concrete CMS(旧称 concrete5)の新しいバージョン「9.5.4」がリリースされました。
今回のリリースでは、ファイル管理やユーザー管理を中心とした使い勝手の改善、多数のバグ修正に加え、多くのセキュリティ上の問題が修正されています。
9.5.4の新機能
- メール送信設定のテスト画面で、送信元メールアドレスが確認できるようになり、関連する設定画面へのリンクが追加されました
- SEOの一括設定画面で不要な処理を繰り返さないよう改善され、多数のページがあるサイトでの処理負荷が軽減されました
- SVGファイルをアップロードする際の安全性チェックが強化されました
9.5.4の主なバグフィクス
- Composerで使用する属性が正しく保存されない場合がある問題を修正
- サイトマップでページをドラッグ&ドロップすると「Invalid Token」エラーが発生する問題を修正
- 多言語サイトの再スキャンを行うと、コンテンツブロック内のページへのリンクが失われる問題を修正
- 9.5.3で、管理画面のメールログに表示される送信元や件名が正しく表示されない問題を修正
- Expressデータの編集時に入力エラーが発生すると、適切なエラーメッセージではなく500エラーになる問題を修正
- Expressデータを削除する処理で、必要な権限チェックが行われていなかった問題を修正
- 多言語サイトで、管理画面から翻訳ファイルを保存できない場合がある問題を修正
セキュリティアップデート
今回のリリースでは、5件のセキュリティ上の問題が修正されています。
- CVE-2026-85385(Risk Rank 7.7)
- CVE-2026-85386(Risk Rank 7.3)
- CVE-2026-85387
- CVE-2026-87028(Risk Rank 5.3)
- CVE-2026-87031(Risk Rank 2.1)
今回のリリースではRisk Rank 8以上の脆弱性はありませんが、Risk Rank 7台の問題を含む複数のセキュリティ修正が行われています。
また、通常の機能改善として、SVGファイルをアップロードする際の安全性チェックも強化されています。
Concrete CMSでは、セキュリティ修正は原則として最新バージョンに提供されます。Concrete CMS 9をご利用のサイトでは、9.5.4へのアップデートをおすすめします。
9.5.4の開発者向けアップデート
- 属性値を扱うオブジェクトについて、ドキュメント上の型定義が修正されました
- 使用されていない古いコードが削除されました
弊社スタッフも開発に貢献しています
今回のリリースでは、弊社エンジニアによるバグフィクス1件が含まれています。
Concrete CMSはオープンソースソフトウェアとして、世界中の開発者による継続的な改善によって開発されています。
弊社でも、お客様のWebサイトの開発・保守を通じて発見した問題の報告や修正を積極的に公式プロジェクトへ還元しています。
これらの活動は、アプリケーション保守サービスにご契約いただいている皆様からのご協力で成り立っております。いつもありがとうございます。
バージョンアップ作業の代行をご希望の方は、弊社のアプリケーション保守サポートサービスもご検討ください。
