https://blog.google/products/gmail/gmail-security-authentication-spam-protection/ (英文)
Gmailに対して大量送信するサイトに影響あり!
個人間でメールのやり取りをする場合は今回の影響はありません。
Concrete CMSへの影響は?
弊社で開発・管理しているメール配信機能があるMacareux Email Campaign アドオンなどもそのひとつです。
(上記アドオンの紹介については後日改めて…。)
Googleから提示されていた送信要件と今回新たに追加された送信要件
公式ドキュメントより抜粋:https://support.google.com/mail/answer/81126?hl=ja
- ドメインに SPF または DKIM メール認証を設定します。
- 送信元のドメインまたは IP に、有効な正引きおよび逆引き DNS レコード(PTR レコードとも呼ばれます)があることを確認します。詳細
- メールの送信に TLS 接続を使用します。
- Postmaster Tools で報告される迷惑メール率を 0.10% 未満に維持し、迷惑メール率が決して 0.30% 以上にならないようにします。
- Internet Message Format 標準(RFC 5322)に準拠する形式でメールを作成します。
- Gmail の From: ヘッダーのなりすましはしないでください。Gmail では、DMARC の検疫適用ポリシーの使用が開始されます。Gmail の From: ヘッダーのなりすましをした場合、メール配信に影響する可能性があります。
- メーリング リストや受信ゲートウェイを使用するなどして、メールを定期的に転送する場合は、送信メールに ARC ヘッダーを追加します。ARC ヘッダーによって、メールが転送されたことが示され、送信者が転送者と見なされます。メーリング リストの送信者は、メーリング リストを指定する List-id: ヘッダーも送信メールに追加する必要があります。
- 送信ドメインに DMARC メール認証を設定します。DMARC 適用ポリシーは none に設定できます。
- ダイレクト メールの場合、送信者の From: ヘッダー内のドメインは、SPF ドメインまたは DKIM ドメインと一致している必要があります。これは DMARC アライメントに合格するために必要です。
- マーケティング目的のメールと配信登録されたメールは、ワンクリックでの登録解除に対応し、メッセージ本文に登録解除のリンクをわかりやすく表示する必要があります。
Gmailへの5,000通/日を超える大量送信を実施されていて、上記追加要件に満たない場合は、対応をご検討ください。
ぜひご参考になさってください。
Googleが発表したスパムメール対策、Gmailへの大量送信者に対する新しい要件について解説!(外部サイト:アララメッセージ)