concrete5 画像・動画認識機能付きメディアライブラリを AWS Summit Tokyo 2018 で展示中

Katz Ueno
Katz Ueno

AWS ソリューションアーキテクトアソシエイトのロゴが入った名刺を新調してもらったばかりの Katz です。(2年後が心配)

弊社では、AWS の様々なサービスを使い、concrete5 にプラスアルファの機能を提供するべく努めております。

最近のディープラーニングの波に乗り、AWS の画像や動画を分析してくれるサービス「Amazon Rekognition」を使ったメディア・ライブラリーのパッケージを開発しました。

画像や動画を自動的にタグ付けし、大量の画像や動画を簡単に検索・管理できるようになります。

 

開催中の AWS Summit Tokyo 2018 で展示中です。ぜひ、お越しください。

 

もともと強力な concrete5 のファイルマネージャーを拡張
Amazon Rekognition を使ったメディアライブラリーパッケージ

concrete5 には強力なファイルマネージャー機能が備わっています。

04_c5filemanager.jpg

 

しかし、容量が大きかったり大量のファイルがある場合、通常のサーバーの容量や能力だけでは心配です。そんな時は、AWS S3 というストレージサービスを有効活用し、大量・大容量のファイルもシームレスに連携することが可能です。

01_s3_upload.png

 

今回の Rekognition を使ったメディア・ライブラリーパッケージは、S3 にアップロードされた画像や動画を認識し、サムネイル画像とタグ付けを自動的に行う機能を備えた、メディアライブラリパッケージとなります。

 

大量の画像を一斉にアップロードしても、その画像に従ったタグが自動で入力されます。

自動的に入力されたタグ(テキスト)を使い画像・動画・PDFが簡単に検索できるようになります。

 

仕組みはこうです。

ユーザーが concrete5 もしくは S3 の入稿用フォルダーにファイルをアップロードします。

すると、PDF & 動画の場合はサムネイル画像を生成します。そして、AWS Rekognition が画像や動画を解析します。

処理が完了すれば concrete5 に情報が伝わり、ファイルマネージャーに情報が格納され、検索可能となります。

 

以下は、いくつもあるファイルの中から、自動認識した「家」のタグを検索している Media Library パッケージの例です。

 

03_medialibrary.jpg

 

弊社の敏腕エンジニアが AWS の S3、Rekognition、DynamoDB、SNS を駆使して作りました。

 

02_rekognition_flow.png

 

対応ファイルは、Rekognition がサポートしているすべての画像・PDF・動画となります。

現在 Rekognition は日本語に対応していないため、英語での出力となりますが、 Amazon Translate などの翻訳エンジンを使って文字列を一旦翻訳して取り込むなどの拡張も可能です。

 

皆様の課題解決を提案するパッケージを開発中

弊社では他にも様々なアドオンを開発しています。

など。

 

AWS Summit Tokyo 2018 開催中

6/1 (金) まで、東京、グランドプリンスホテル新高輪にて開催される、AWS Summit Tokyo 2018 に出展しています。

AWSUMMIT.jpg

AWS様がスポンサーとなって運営させていただいている ESP Online の紹介を始め、このブログ記事で紹介したソリューションを展示しております。

グランドプリンスホテル新高輪の展示場にぜひ、お越しくださいませ。