Concrete CMS(旧称 concrete5)の新しいバージョン「9.3.9」がリリースされました。9.3.9にはセキュリティ脆弱性の修正は含まれません。
9.3.9の新機能
- 属性表示ブロックで著者の名前とメールアドレスを取得できるオプションが追加されました。
9.3.9の主な機能改善
- 管理画面の検索結果で、⌘クリック(Mac)またやCtrlクリック(Windows)などで新規タブで開くことができるようになりました。
- キャッシュクリア時にPageThemeクラスを再スキャンするようになりました。このことで、テーマの開発中やインストール後にクラスを追加する際に再インストールが不要になりました。
- 多言語スタックのドロップダウンメニューがみやすくなりました。
9.3.9の主なバグフィクス
- 孤立したブロックの削除機能が動いていなかった問題が修正されました(筆者注:この修正は、削除されてはいけないブロックも消されてしまう別のバグを再発させています。弊社から修正のリクエスト中です)。
- アンケートブロックが正しく表示されていなかった問題が修正されました。
- サムネイル生成時にImagickライブラリでメモリエラーが出ていた問題が修正されました。
今回のリリースでは、弊社エンジニアが行なった2件のバグ修正、1件の開発者向けアップデートが含まれています。また、その他のバグ報告でもリリースに貢献しています。これらはアプリケーション保守サービスにご契約いただいている皆様からのご協力で成り立っております。いつもありがとうございます。バージョンアップ作業の代行をご希望の方は、弊社のアプリケーション保守サポートサービスもご検討ください。