スイス発オープンソースPaaSのamazee.ioの日本進出!ローンチパーティーに参加しました

菱川拓郎
菱川拓郎

スイス発オープンソースPaaSのamazee.ioが日本市場に進出することを記念したローンチパーティーが2024年6月18日に開催されるということで、日本の総販売代理店となったANNAIさんにご招待いただき参加してきました!日本橋のオシャレなバーは、新しいPaaSの日本進出を祝う人たちの熱気で満ちていました。amazee.ioのFranz Karlsberger(フランツ・カールスベルガー)CEO自らのプレゼンや、ANNAIさんからのパートナービジネスへの熱いプレゼンも行われ、参加者は熱心に耳を傾けていました。

プレゼン資料を投影している会場の様子

会場ではフランツCEOと直接お話もさせていただき、amazee.ioのもたらすベネフィットに深く納得することができました。また、久しぶりにお会いしたANNAI社CEOの紀野さん、CAOの太田垣さんとも実りのあるお話ができました。弊社でもぜひZeroOpsの導入とクライアントへの提供を目指し、取り組みを進めていきたいと思います。

ANNAI CEO の紀野さんと

amazee.io とは?

現在、弊社では多くのお客様の Concrete CMS サイトを Amazon Web Service をメインに IaaS 上に構築しています。AWSではCDNのCloudFrontやデータベースのRDSなどのマネージドサービスをうまく組み合わせることで、拡張可能でかつ安定したアプリケーション環境を構築できます。しかし、WebサーバーのEC2はマネージドサービスではないため、ミドルウェアのアップデートや、障害時の復旧対応などでエンジニアの作業工数がかかるため、維持費用がかさんでしまいます。また、初期構築にも費用がかかり、構築期間も2週間〜1ヶ月程度の時間を要します。さらに、EC2で動かすAmazon LinuxなどのOSも数年で新しいバージョンがリリースされ古いバージョンのサポートが終了するため、マイグレーションが発生します。これも初期導入時には見えづらい隠れたコストと言えます。

一方、amazee.io は PaaS なので、AWSなどの IaaS 上にデプロイはするのですが、セキュリティー対策を含むサーバー運用が自動化されたマネージメント環境として利用することができます。その結果「ZeroOps」、つまり「運用ゼロ」で利用できるホスティング環境が手に入るということです。初期構築の費用と期間を短縮でき、運用においてもコスト面でのメリットがあると期待しています。