コンクリートファイブジャパンの久保田です。
2017年10月〜12月に読了した本をいくつかご紹介します。
いつも何かとお困りのWeb担当者さんへ
『あるあるで学ぶ 右肩上がりのWebマーケティング』
Web制作や運用、マーケティングを担当する「Web担当者」さんの業務において「あるある」というネタとその解決策が紹介されています。
これからWeb担当になる方も、今Web担当でてんてこ舞いの方も、Web担当ベテランの方も、改めてWeb担当の業務について学び改善ができるオススメの1冊です。
サイト運営のために必要なのは、人を集めること(集客)、もてなすこと(施策)、続けること(運用)の3つです。
この3つを遂行することがWebマーケティングであり、Web担当者さんの業務なのだと思います。
ただし、この3つを業務に分解していくと、実はとても多岐に渡ることが、本書から分かります。
本書でも重視されている「コンテンツマーケティング」と、「運用しながらサイトを改善すること」に注力できるようなサイト運営ができるといいですね。
※CMS「concrete5」と、コンクリートファイブジャパンは、そんなサイト運営のお手伝いができます。concret5は、本書の「あるある」ネタをすぐに改善できる機能が満載です。ぜひご活用ください。
また、本書のマンガにも注目です。
お笑い芸人のおほしんたろうさんが書かれたそうです。
本当に「あるある」と思うことから、ちょっと極端で「ないない」と思いながらも、もしかしたら「あるかも」なんて思って、クスッと笑ってしまいます。
「私、そこまでひどい環境じゃないわ、良かった」という気持ちにもなるかもしれません。
ぜひご覧ください。
どうして伝わらないの?が解消される
『すごい説明力』
一生懸命伝えてもわかってもらえない、よく誤解される、伝わらずイライラしてしまう。。。といった方へオススメの1冊です。
「分かりやすく伝える」には文章作成のやり方を覚えれば良いと筆者は言い、相手に伝わるように文章を組み立てる「やり方(レシピ)」が紹介されています。
プライベートでも、仕事の場においても、報告、連絡、相談、指示、依頼、打ち合わせ・・・など、とにかくコミュニケーションが必須ですから、これが円滑に周るような説明の「やり方」があるなら取り入れたいですよね。
大事なことは、「伝える内容」と「話す順序」に気をつけることだそうです。
本書で紹介されている文章作成のテクニックをいくつかピックアップします。
- 「誰に」「何を」伝えるかを明確にする
- 「結論」と「理由」をセットにする
- 一文を短くする
- 修飾語は基本的に使わない
- 相手に伝わる日本語を使う
分かっているようで、意識しないとできないことかもしれません。
そして、話の組み立て方法として、「テンプレップの法則」が紹介されています。
正しく話を組み立てられれば、相手はみなさんの言いたいことにスッと納得してくるようになります。
本書に掲載されている例文も分かりやすく、こういう場面あるな、確かに分かりづらいので、こう言い直すと分かりやすいな、というのが実感できます。
すぐに取り入れやすいテクニック満載で、普段あまり意識せずに「話」していることも、少しの意識で伝わりやすくなりそうです。
実践あるのみですね。
以上、オススメ本のご紹介でした。